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前略 ルイ・アームストロング様
次の世代にもしゃがれ声で歌ってやってくれ
心を込めて「ワンダフルワールド」

Mr.Children 「タイムマシーンに乗って」より。

ミスチルも歌詞に歌った、Louis Armstrongの代表曲。
「what a wonderful world」




what a wonderful world(Geoge Weiss/Bob thiele)
(song by Louis Armstrong)

I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world

I see skies of blue and cluds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world

The colours of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces of peolpe going by
I see friends shakin' hands, sayin' "How do you do?"
They're really saying"I love you"

I hear babies cryin', I watch them grow
They'll learn much more than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world


*************************************


どうもお久しぶりです。いろいろ悩む事もありましたが、2ヶ月元気にしてました。

今日は「what a wonderful world」について少し。

1967年にG.ダグラスによって作られて、
ジャズミュージシャン・トランペット奏者のルイ・アームストロングが歌った歌。
戦争を嘆いたG.ダグラスがこれを書いた。

聴けば分かるけど、英語が非常に聞き取りやすく、中学生でも読めるような明瞭な歌詞で世界のすばらしさを歌った歌。

背後にあったのはベトナム戦争。
アメリカとソ連の戦いの代理戦争、民主主義と共産主義の抗争、が大儀の戦争。

アメリカではこの頃、反戦運動・学生運動が盛んに行われました。

ロックがこれほど力を振るった時代も他にはない。
ロックは深く社会と結びついたものだけど、この時代は反戦歌も多く出されました。
あと、ジョン・レノンとかがいろんな(ときには「ベッド・イン・キャンペーン」みたいな過激な)活動をやったり。
ロックで人と人が結びついて勢いづいてた時代だった。
60年代にノスタルジックを感じるミュージシャンが多いのはそういう理由なわけですね。

結局、60年代が終わるとアメリカでも反戦活動の火は抑えられてしまったんだけどね。
「反戦」の声を上げていた少数派は、声を上げなかった多数派の力で抑えられて、反戦活動はいつの間にか消えた。
そしてアメリカ側はソ連側に負けた。

よく分からないんだけど、
なんでアメリカやソ連がベトナムに入ってまで争う必要があったんだろう?
ベトナム戦争で世界は変わったのかな?
民主主義と共産主義の争いがあって、たくさんの人が犠牲になって、
民主主義側が負けて、そして?

多くの人が「大儀を掲げて闘って」声をあげて活動したりして、それでも民主主義のシステムのもと、
声を上げなかった多数派である「サイレント・マジョリティー」には勝てなかった。
60年代って一体何だったんだろう。
60年代が終わって、ロックは本当に死んだのか。
よく分からないな。
勉強不足ですかね。

アメリカをはじめとする西側にとっては民主主義が正義だし、
ソ連をはじめとする東側にとっては共産主義が正義なわけで。
両方正義なのに、わかり合えないから争う。

世の中には無数の正義がひしめき合っていて、
それぞれの大儀を抱えて争って、
そんな中で私というひとりの人間は何を信じればいいのかって、
結局私のいる場所から見える世界と、私のいる場所から得られる正義を信じるしかないんだ。

けどそれはちっとも普遍的じゃなくて、きっとあなたから見たら私の正義は正義じゃないかもしれない。

正義と正義がわかりあうことは難しい。
無数にある正義が全部わかりあうことはきっと未来永劫ないだろう。
ひとは争う。


*************************************


さて、60年代からカムバックして最近のことや私の考えた事を少々。

前に記事を書いてから三ヶ月。
「ブログを放置した」と言うのに十分なくらいには長い時間ですが、
三ヶ月はそんなに長い時間ではないように思われます。

けれどいろんなことがありすぎて、
この三ヶ月はとうてい三ヶ月なんて思えません。

震災が起こって大事ないろんなものが失われ、たくさんの人が泣き、
そんななか私は就活に失敗して、自分がどうしたいのか将来を見失い、
ビンラディンが殺されて誰かが喜び、誰かが悲しみ怒りました。

他にもいろーんな事がありました。


被災地の方々には心から、お見舞い申し上げます。
募金くらいしかできない自分が悔しいし、早く役に立てるような人間になりたいです。


この三ヶ月で、世の中は大きく動いていて、いろんな大儀を見た気がします。
自分が就活に失敗したのは、この世の中の動きを見て、
世の中に見え隠れする何か大きな力の中に自分も取り込まれることに迷いが生じたから、
その迷いを見透かされたからだとも思ってます。
震災が起こってからの社会の動きには少々混乱していました。
世の中を動かすものってなんなんでしょう?
より多くの人を、より幸せにするのって誰、あるいは何なんでしょう?

社会の動きや人間の考えひとつだって、人の手ではなかなか変えられない。
けどこの震災の後には考え方が変わった人もたくさんいて、社会の流れも少し変わって。

多くの人が「とりあえず満足している」、けど改善すべき点はたっっっっくさんある、
そんな世の中を変えるきっかけになるのは誰かじゃなくて、
人の手を超えた何かかもしれない、とさえ思いました。

これから時代や世界が動くような気もするし、
もっと大きな影にある何かに押さえつけられて、
動かないような気もする。
どっちかわかんない。

さて私、就活やめるかもしれません。
「失敗した」って言ってるのは続ける気がないからです。
進学すること考えてます。
…ってそんな悠長な事は言ってられないので早くいろいろ決めないとやばいんですが;;;;;;;;

親は最初から「社会に出る前にもっと勉強すべき」と言ってくれていたのですが、私は早く社会に出たくて。

しかし、もっと勉強したいし、いろんな体験をしたいし、生き方をもっと考えるべきだと、
就活を通して心から思いました。
もっと学ぶための時間が欲しい、しっかり学ぼうと初めて本気で思えたんです。
だから、就活失敗したけど、やって良かったって思ってます。

自分が自分の大儀を捨てなくてすむような生き方・働き方を、もう少し考えてみようと思います。

「大儀を捨てない」なんて子どもみたいで馬鹿みたいだとものの分かった人たちは言うかもしれないけど、
私はそんな風にしか生きたくないみたい。生きられないみたい。
本当に子どもみたいだね。


今日「what a wonderful world」を載せたのは、
今の世界を生きるひとにも聴いて欲しいって思ったから。

あたしのブログなんて見てる人は限りなく少ないわけですけどもw
ひとりでも聴いてくれたら、ひとりにでもアームストロングの声が届いてくれたら。


全部の正義と正義がわかり合う事はなくても、
人間が争いをやめなくても、

それでも世界が美しいと思えるような、
それでも誰かが笑ってられるような、
そんな未来でありますように。
そんな未来のために、私が少しでも力になれますように。
ただひたすらに願う。

では、また。

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